川端康成『雪国』
10分
サボっていた遅れを取り戻そうとか思わない。というか遅れとかとくにないし。習慣を戻すことが大事。
川端康成作品の情景描写が美しいのは、そもそも当時の映像作品などでは表現しようがなかったことだから、というのもあるのかなと思った。そういう意味では、現代ではもうやろうとしてもできない。やる意味がないに近い。昭和初期の小説だからできること。
そろそろ読み終わるので、次はとくに決めてないのだけど、坂口安吾を読みたいとは思っている。
・身を持ち崩す
身持を悪くする、不品行でだらしのない生活をする
・片寄せる
一方へ寄せる
・無慚(むざん)
罪を犯しながら、みずからを省みて恥じないこと
・継穂(接穂 つぎほ)
話をつなぐきっかけ、つぎほがない
・雪催い(ゆきもよい)
今にも雪が降りそうで空が曇っている様子
・山家(やまが)
山の中にある家
・種切れ
材料がなくなること
・借着(かりぎ)
他人から服を借りて着ること
・銹色(さびいろ)
鉄さびのような赤茶色
・夏衣(なつぎぬ)
夏に着る衣服、ことに和服の総称
古典は知らない言葉ばかりで勉強になる。
というかネットで調べないで紙の辞書で引くほうが確実という初歩的なことに今さら気付いた。