無趣味なので趣味がほしい

ピアノ弾きながら数学やってイラスト描きつつ古典文学読んでます。

古典文学読書 11日目

川端康成『雪国』

18分。

一日10分って条件だと仮に丸一週間読まなくても取り戻せますね。本当は毎日読んだ方がいいんだけれど。

これは今風の言い方になるけど「展開」した感じ。

小道具を情景描写のリズムに使っている。作者が思い描く景色の中に、小さなものがたくさんある。漠然としていない。はっきりとした映像が川端康成の中にある。

 

・髢(かもじ)
髪を結ったり垂らしたりする場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪・義髪のこと

・観楓客(かんぷうきゃく)
もみじ狩りをする観光客

・炉端(ろばた)
囲炉裏のそば、いろりばた

・銅壺(どうこ)
燗銅壺(かんどうこ)。銅または鉄で作った湯沸かし器。

・夢幻(むげん)
ゆめとまぼろし、また、はかないことのたとえ

・悶死(もんし)
もだえ苦しんで死ぬこと

・こともなげに
なにも特別なことではないかのように、平然と行うこと

 

・艶かす